「ローマへの道」

夫に子供を任せて朝からちょっと京都まで行ってきました。

ランチで入ったお店に、萩尾望都先生の「ローマへの道」が置いてあったので、ランチを待ちながら、そして食後のコーヒーを飲みながら、ゆっくり読みました。
 
バレエ漫画ですが、主人公の父親が、アルコール依存症です。そのせいで悲劇が起こりました。
殺人、子捨て、アダルトチルドレン、DV、と不幸のてんこ盛りのようなお話ですが、最後には救いがあって、とても心揺さぶられる話でした。
確か高校生の頃読んだことあったのに全然ストーリーを覚えてなくて、初見みたいなもんでした。
もう、引き込まれるように読み、お店の中にいるというのに、泣けてしまいました。
そして、一連の悲劇を招いた、お酒の怖さと人の弱さを痛感しました。
 
私は、こうなってしまう前にお酒と縁を切る決心が出来てよかったと、しみじみ思いながら、秋晴れの鴨川沿いを、途中芝生で休憩しながら歩きました。
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雲ひとつない、まさに快晴の京都。
二条大橋近くの飛石を、年甲斐もなく、跳んで渡りました。
お酒を飲まずに早く寝て、早く起きて活動すると、こんなに軽やかに歩き回れるんだなぁと、とっても清々しい思いでした。
 
 最近、涙もろくなったというか、感受性が戻ってきたような気がします。
飲んでた時は、怒ってるか、イラついてるか、嘆いてるかのどれかが感情の殆どを占めていて、嬉しいとか楽しいとかの感情が弱かった気がする。
だけど、お酒をやめてひと月経ち、本当に些細なことも嬉しかったり、綺麗なものに心が揺れたり。そんなときには涙が溢れたり。
もちろん怒ることもありますが、怒りに囚われるということがなくなったような。
たったひと月でも、こんなにも心が生き返るのかと驚きます。
昔、足を骨折して2ヶ月程歩けなくて、歩けるようになったとき、そのことにものすごく感謝しました。
アホなので、一度仮にでも失ってみないと大切さが分からないのです。
心も、そうだったみたいです。
危ういところで取り戻すことが出来て、本当に良かった。
 

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