断酒というロックな生き方
このブログを始める前、誰かのブログを読むということは全然していませんでした。
ブログを始めてしばらくのち、縁あっていくつか断酒関連以外で読ませていただくようになったブログがあるんですが、そのうちのひとつ、羊の夜をビールで洗うという、smartstyleさんのブログのエントリーで、最近、
という記事を読ませていただき、ロック(な生き方)とは何ぞ?と考えました。
私自身、全然詳しくないですが、ロックは大好きです。
で、ロックとお酒は切り離せないものというイメージ、しかもがぶがぶ飲みまくるほう、だったんですが、最近、断酒ってロックだ!と思っています。
すみません、ロックの定義とかよく知らないのでだいたいで話しますが、ロックって熱く、激しく、反社会的、反権力なものでしょう。
でも、根底にあるのは、強い意志。自分たるものを、主張し、肯定するもの。
そこに、マジョリティたる相手があるから、反社会的反権力みたいに映ったりするのかなと思いますが、ロックとは主観的で、自分自身の思いや主義主張を訴えるものだと思うのです。
で、そこで断酒との繋がりなんですが、世の中のメインストリームは、飲む側。
対して、私のような人間は、飲むことをやめた側。体質的に飲めないとかじゃなくて、生きていくために、自分のために、自ら飲むことをやめた。
飲む側だった時に、私にお酒を飲むこと、私の人生にお酒が必要である強い根拠はあったんだろうか。
ただただ、逃避の手段でしかなく、つまり、お酒を飲むことは、私にとってなんの意志も主張もない、自分というものが抜け落ちた、情けない生き方だった。
お酒をやめ、断酒という生き方を選択をした方達の日々をブログやツイッター等を通して垣間見る限り、そこにあるのは、自分の生き方を自分で決め、それを貫くという強い意志、肯定、主張。
皆さん、静かで穏やかだけれど、とても熱いのです。
私も、拙いですが、自分の思いを主張し、発信し、肯定しているつもりです。
これをロックと言わずして何と言いましょう。
もちろん、お酒を扱うことを生業とする人、お酒を愛してしっかり論することのできる人は、主義主張のある側の人だと思っています。それもロックだと思います。
まとまりなくてすみません、言いたいことは、ただただ、断酒ってロックでかっこいい!自分で自分の人生を肯定できる、そんな生き方を選択をして、そう生き続ける、それってロックだ!ってことです。
私、世の中でいったら完全にモブキャラな、ただの30代パート主婦だけど、断酒してロックに生きてると思うと、心が上がる。
強くなれたような気がする。
うん、私、このままずっとロックに生きていきたいと思います。